Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
現在大阪公立大学となりましたが、合併前の大阪府立大学は化学系の工学部に入学してから2年次に学科を選択して学べることが出来ました。化学系の学科でもどの学科が一番興味を持てるのか曖昧なところもあったので、大学の先輩に実際の話を聞きながら学科を後悔なく選ぶために大阪府立大学に入学しました。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
宇宙関係の仕事に就職するのが将来の夢としてあり、得意科目だった化学を活かしてどのように宇宙に貢献できるかを考えたとき、化学系の工学部であれば素材開発の基礎を学べるのではないかと思いました。また大学2年生で学科を選ぶ際には化学をさらに学びたかったため、応用化学科に進むことを決めました。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高3・2学期
部活などに力をいれていたため基礎が全く完成しておらず、模試や周りとの学力の差に焦り、結果としてメンタルが落ち込みました。周りの学習ペースばかりを気にするのではなく、徹底的に基礎を固めるべきだったなと思います。
1浪の夏~秋
センターで配点の高い国語の対策に力を入れつつ、2次試験に向けて過去問にも取り組みました。前期の努力もあり、夏から成績が伸びたので、勉強方法は間違っていないと自信がつき、授業の予復習にも力を入れていました。
1浪の冬
引き続き国語の対策に力を入れつつ、マークシートを使い本番を意識しながら満遍なく対策をしていました。1年間ほぼ毎日朝から夜まで駿台で勉強したこともあり、直前でも焦らず平常心でやるべきことをこなすことができました。
高卒時入試直前
過去問をひたすら解きつつ、これまでの模試や特別授業の総復習をしていました。カキを食べたところ両親があたり、私もノロウイルスに感染したので、直前期にあたりやすいものを食べないことをお勧めします。
高卒時入試本番
受験会場を間違え、試験開始3分前に試験会場に到着しました。緊張のあまり、何が起きるか分からないので、時間に余裕を持った行動と十分なタクシー代を持って会場に向かうことをお勧めします。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

国語の対策として行きでは読書をして、帰りでは英単語の暗記をしていました。またスマホは邪魔なので大学生になるまでスマホを我慢していました。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ
先生の板書を完璧に再現するのを目標に復習していました。授業日の放課後、土日、1週間後に復習をし、長期休暇でもう一度復習をし、テキストまるまる頭に入れていました。当時は先生の解説を思い出しながら一言一句間違えることなく白紙に板書を再現できていたと記憶しています。
Q6.大学生活の様子
行動範囲が広がり、大学での交友関係も広がるため価値観が広がりました。高校時に比べて自ら動くかどうかが鍵を握るので、少しでも興味のあることに対して行動をすることをお勧めします。学業だけではなく部活動や趣味にも力を入れていたので、ジャグリング大会の運営や鳥人間コンテストに関わることができ、趣味の旅行では36都道府県を訪れることができました。
Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
大学生活はとても楽しいので、後悔をしないためにも事前に学部について調べておいてください。興味のありそうな学部でも実は苦手な科目を重点的に学ばないといけなかったり、想像と少しギャップのある学問を学んだりすることがあります。下調べをした上で、本番までに準備をするかで大学生活を楽しめるかが変わります。しんどい時は周りを頼りながら、焦らず目の前のことをコツコツこなして素敵な大学生活を迎えてください!
Q8.駿台に通学した感想
教材
教材に必要なポイントが詰まっていて1冊で受験に必要な学力が身に付きます。様々な参考書に惑わされることなく教材を信じて徹底的にやり込んでください。
自習室
個別ブース型自習室や開放教室など様々な種類の自習室があったので、その日に集中しやすい場所を選んで勉強に取り組めたのが良かったです。特に開放教室は周囲に人がいることでサボりづらく、自分を律することができました。
入試情報
センターで思うように得点できず、前期中期共にD判定で迷いましたが、後期で学びたい学部があり、かつ合格圏内の大学を紹介してもらい、安心して本番に臨めました。