No.5039

京都大学 工学部 物理工学科へ受験合格体験記

稲田 千賀 さん
大学・学部
京都大学 工学部 物理工学科
学年(2025年度現在)
1年生
出身高校
北野高校
出身地(都道府県)
大阪府
得意科目
英語,物理
苦手科目
数学
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
上本町校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

もともと休日に京都を訪ねるのが好きで、この街ならではの雰囲気に魅力を感じていました。そして、京都大学での大学生活に憧れを抱くようになりました。また、高校でオーケストラ部に所属していて、一度京都大学交響楽団(京大オケ)の演奏を聴いて感動し「入団したい」と思ったことも志望した理由の一つです。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

宇宙物理に興味があったので、もともとは理学部志望でした。しかし、高3に進級するタイミングで「学問そのものの追究よりも、社会に役立てる方法を考えるほうが向いているのではないか」と感じ始め、工学部を受験することに決めました。物理工学科には宇宙工学のためのコースがあり、そこで自分のやりたいことができるのではないかと思いました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

定期テストの前だけ勉強して、あとの時間はたまに学校の授業で扱っていた数学の問題集をしたり,英単語を覚えたりする程度でした。この頃は専ら部活動に打ち込んでいて、受験を意識することはほとんどありませんでした。

高2

夏頃に友人から勉強記録アプリを勧められたことをきっかけに、受験を意識して勉強するようになりました。しかし、勉強の質までは頭が回っておらず、ほとんど勉強量だけが増えたような感じでした。1日平均で4時間ほどだったと思います。

高3・1学期

物理・化学の基礎固めに多くの時間を割いていました。英語は選抜・英語の授業が自分に合っていたので、それ以外の対策はしていませんでした。一番の悩みの種は数学で、学校で取り組んでいた入試演習で太刀打ちできない問題が多く、メンタル面でも不安定でした。

高3・夏

物理や化学の基礎の完成、大学別入試実戦模試の受験と復習をメインにしていました。空いた時間で数Ⅲの計算練習、地理の知識整理などにも取り組みました。時間に余裕がない中でも1日の終わりに趣味の時間を取ると翌日の勉強のモチベーションを上げることができ、精神的にも安定していました。

高3・2学期

夏休みに入って急激に勉強時間を増やしたため、若干夏バテを起こしてしまいました。思うように勉強できない期間が2ヶ月ほど続き、この頃が精神的に一番不安定でした。11月の冠模試直前になってようやく危機感を持ち始め、そのあたりで過去問に本格的に取り組み始めました。

高3・冬

12月からは共通テストと2次の対策を1:1くらいの比率で進めていました。共通テスト直前になるまで2次試験への不安が拭いきれなかったので、共通テスト1週間前まで2次対策を続けました。共通テスト対策に100%に注力したのは最後の1週間でした。

現役時入試直前

共通テストの対策時間が少な過ぎたか、思うように点数が取れずに合格平均を切ってしまいました。しかし、受験予定だった工学部は2次試験の比重が大きかったので、気持ちを切り替えて2月からはひたすら過去問演習と間違えた問題の分析をしていました。

現役時入試本番

1日目の数学で手こずって本当に焦りました。得意だった英語でも巻き返せた感じがなく、最後の理科の試験前に親に「落ちるかも、怖い」と連絡すると「まだ決まってもいないことを悩んでも仕方がないから、今頑張るしかない」と励まされ、何とか持ち直して実力を出せました。

Q4.こだわり勉強法や勉強グッズ

高3の夏から月に1度くらい「現状の課題分析」「課題に基づいた教材選び」「取り組む教材の量や終わらせる期限の設定」「勉強の進捗に関するフィードバック」を行っていました。また、スケジュール帳にその日取り組む予定の教材と量を書いて、終わったところから赤線で消すようにしました。これを模試の時などに見返して「これだけやってきたんだ」と自信につなげるようにしていました。

Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと

量より質を重視する勉強をしていたので、周りと比べた時に勉強時間が少ないことが多く、時折「これだけで大丈夫なんだろうか」と不安になっていました。周りの友人に同じく京都大学を受ける予定の人が大勢いたので、志望校が一緒であるがゆえの重いプレッシャーもかかっていました。

Q6.メンタル・モチベーションの管理方法

自分は周りと比較することがメンタルに悪く影響するタイプだと実感したため、模試の結果や勉強時間については極力周りの話を聞かないようにしていました。加えて、分析とフィードバック重視で立てた勉強計画には自信があったので「これだけ分析しているのだから大丈夫」とよく言い聞かせていました。

Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと

「自分は目標に向けて正しい努力ができる人間なんだ」という自信がつきました。この経験のおかげで、様々なことに果敢にチャレンジできるようになった気がしています。また、何かに取り組む時に行き当たりばったりで進めるのではなく、計画を立ててから取り組む癖がつきました。

Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

受験において、合格通知以外の「確かなこと」はまず存在しません。不確かなものを安心材料にして自分の未来を委ねるのはとても危ういことだと思います。私たちにできるのは、試験本番で実力を答案に落とし込むこと、それができるように日々地道に勉強することだけです。考えすぎず、1日1日をこなしていくような感覚で頑張りましょう。

Q9.駿台に通学した感想

講師

「高3選抜・英語」の先生が構文の分析を丁寧になさる方だったので、難解な構文が多く出題される京都大学の入試形式に適していたと感じています。また、授業の復習方法や、長文読解で出てくる英単語の暗記方法など授業外のことも具体的にアドバイスしてくださったので、英語の勉強で困ることがほとんどありませんでした。

自習室

自習室がとにかく多くて種類も豊富だったので、自習環境に困ることは、ほとんどありませんでした。私は個別ブース型自習室を多用していましたが、仕切りがあるぶん自分の部屋の勉強机のように使うことができて、とても快適でした。

職員スタッフ(学習コーチ、進路アドバイザー、クラスリーダー)

共通テストの結果が振るわず、出願の踏ん切りがつかなかった時に、進路アドバイザーの方に相談したところ、データを基に分析をしてくださいました。そして「出願しても問題ない」と言っていただけたことが、第1志望の学部・学科への進学につながりました。データが豊富にあるのは、駿台ならではの長所だと思います。

模試

駿台の模試は他の模試よりも難解で高得点を取りにくいものが多かったのですが、復習することで多くの知識や考え方を身につけられたような気がします。夏の京大入試実戦模試には全く歯が立たず、いい結果を残せませんでしたが、秋には志望校判定を2ランク上げることができ、その時の喜びはひとしおでした。

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