Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください
私が名古屋大学を選んだ理由は2つあります。1つ目は名古屋大学が七帝大のひとつであり、ノーベル賞受賞者を数多く輩出するほど研究が盛んであるため、素晴らしい研究ができると思ったからです。2つ目はモノづくりが日本一盛んな中京工業地帯に位置していて、多くの企業との繋がりがあるからです。
Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください
私が工学部を志望したのはモノづくりに関する研究をしたいと思ったからです。また、工学部の中でもマテリアル工学科を選んだのは、世の中を大きく変化させるような新しい素材・材料を作りたいと思ったからです。マテリアル工学科は物理だけとか化学だけではなく、物理と化学をどちらも使うので魅力的だと思ったのも理由の一つです。
Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況
高3・夏
野球部を7月末に引退しました。この頃は野球を頑張っていたので勉強は疎かになっていました。周りの人はもう過去問を多く解いたり参考書を複数回周回しているのに、自分は授業で習ったところでさえ全然できないままでした。
高3・冬
12月の前半は個別試験対策で過去問を解いたり問題集を解いていました。冬休みに入ってからは、共通テストに切り替えて勉強を始めました。初めての入試だったのでとても緊張していました。本当に自分は成長しているのかと不安になりました。
入試直前
過去問などを解いた後、暗記事項の復習をしていました。今年合格しなければ浪人した意味が無くなってしまうとビクビクしていました。体調も万全ではなくお腹が痛くなったりしました。言葉では言い尽くせないくらい辛かったです。
入試本番
今年は英語の自由英作文や化学の大問数に変化があり、また、物理で熱気球が出たり数学で複素数が出たりと傾向が大きく変わった年でした。凄く緊張しましたが「今年は合格するぞ」という強い気持ちのおかげで頑張ることができました。
Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール
英単語アプリを使って毎日英単語を100個ほどやり続けていました。連続記録は最長で162日でした。この記録を途絶えさせないぞというモチベーションが、続けられた原動力でした。
Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ
勉強のこだわりは良い意味で問題集を汚していくことです。私も高校生になった頃までは汚さないのが美徳だと思っていましたが、それよりも過去問などにその時の出来や解いた感想を書き込むことで、次に解く時に思い返すことができる方が、より記憶に定着しやすいと思ったからです。また、次回からは間違えた問題だけやれば良いので効率も良くなります。
Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと
大学受験には「これをすれば100%合格する」ということがないので、常に自分で考えて行動しなければなりません。それゆえ、最悪の場合誤った方向に進んでいても気づかない可能性があります。「自分がしていることは本当に正しいことなのか」と不安になることが多々あります。それでも自分を信じ続けて勉強することが辛かったことです。
Q7.大学受験をしてよかったことや得られたこと
私が大学受験を通して得たことは、自分で考えて行動する力です。一つひとつの行動が合格か否かに関係するからです。
Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ
受験勉強はいわば自分自身の自由研究のようなものです。自分で勉強の計画を立ててそれを実行して、反省してまた次に活かすということを繰り返すからです。成功する方法は一つとは限りません。だからこそ皆さんには早く自分に合った勉強方法を見つけて、それを継続して欲しいです。ただし、自分1人で考えるのに行き詰まったら、他の人の意見を少しだけ参考にするのも良いです。色々と模索しながら第1志望校合格を掴み取ってください。応援しています!
Q9.駿台に通学した感想
講師
駿台の講師は非常にレベルが高いです。良い講師とはただ賢いだけでなく、自分の知識や解法を生徒に教えられる力があってこそです。その点が駿台の講師の方々は優れていると思います。本当にお世話になりました!
自習室
個別ブース型自習室はとても静かなので、集中して勉強することができます。開放教室型自習室は、周りの生徒が視界に入ってくるので「みんな頑張って勉強しているからも自分も頑張ろう」というモチベーションにつながります。