No.4172

大阪医科薬科大学 医学部医学科へ受験合格体験記

大瀬戸 誠さん
大学・学部
大阪医科薬科大学 医学部医学科
学年(2024年度現在)
1年生
出身高校
甲陽学院高校
出身地(都道府県)
大阪府
得意科目
英語
苦手科目
物理・化学
現役進学or浪人経験
浪人
駿台在籍時の校舎
豊中校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

自宅から近く通学に便利であることに加え、将来的に関西で医療に携わりたいと考えているため、この地域で人との繋がりを作ることが重要であると感じ、大阪医科薬科大学を志望しました。また、私立大学の中でも長い伝統を持っていることにも魅力を感じ、進学を決めました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

医学部を選んだ理由は、親が医師である影響を受けたことが大きいです。幼い頃から医療が身近にある環境で育ち、困っている人を助ける姿に憧れを抱いてきました。自分も人の役に立つことに喜びを感じる性格であり、その性分が医師という職業に合っていると考え、医学の道を志しました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高2

部活動や学校行事に積極的に取り組む一方で、数学や英語といった主要科目に力を入れていました。振り返ってみると、現役合格を果たした周囲の友人たちは、この時期から本格的に受験勉強に取り組んでいたように思います。

高3・1学期

理科の学習を本格的に始め、圧倒的に理科が苦手であることを痛感しました。模試でも全く良い結果が出ず、模試前にいつも付け焼き刃の勉強をしていましたが、その場しのぎの勉強では実力が身につきませんでした。

高3・夏

夏休みに物理・化学のセンター試験の過去問を20年分解きましたが、基礎力がないため毎回70点前後で成長を感じられませんでした。自習室に通うことに満足し、集中力も欠けていたため、成果の少ない夏だったと振り返っています。

高3・2学期

大阪公立大学医学部医学科の学校推薦型選抜を受験することを決め、共通テスト対策を早い時期から始めました。過去問や予想問題集を繰り返し解くことで、形式には慣れたものの、難易度が高い問題に対応できる実力がなく、得点の伸びは見られませんでした。

入試本番

近年の難易度が高い共通テストに対応できず、結果は惨敗でした。共通テスト終了後、受験する大学を決断するのに時間がかかり、2次試験対策もほとんどしていなかったため、現役時は散々な結果に終わりました。

1浪の夏~秋

現役時の反省を踏まえ、可能な限り2次試験対策に専念しました。その結果、2次試験対策が共通テストの得点向上にも直結すると実感するようになりました。この頃には、苦手だった物理・化学も安定するようになり、手応えを感じていました。

1浪の冬

2次試験対策を徹底して進めていたおかげで、共通テスト対策に取り組むと予想以上に得点が伸びました。秋は苦しい時もありましたが、それを乗り越えたことで自信と期待が高まり、前向きな気持ちで取り組めていました。

高卒時入試本番

共通テストでは自己最高得点を記録でき、2次試験対策にもスムーズに移行できました。2次試験では、理科と英語は自己ベストを達成しましたが、数学で思うように結果が出ず、第1志望の大阪公立大学には届きませんでした。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

浪人時は、曜日に関係なく毎日早寝早起きを心がけ、必ず朝から自習室に通うようにしていました。そのおかげで、勉強の習慣が途切れなかったと感じています。

Q5.大学受験にまつわることで辛かったこと

全ての受験が終了した3月、今まで病気知らずだった僕がしばらく体調不良に苦しみました。自覚はありませんでしたが、浪人生活のプレッシャーが知らず知らずのうちにかかっていたのだと思います。頑張ることは大切ですが、健康であることが何よりも重要なのだと痛感しました。

Q6.大学受験をしてよかったことや得られたこと

規則正しい生活を心がけ、計画的に勉強を進める力や、忍耐強く取り組む姿勢が身に付きました。共テ本番で自己最高点を取るなど、目標に向かって努力を続けることの大切さも学びました。また、苦しい時期を支えてくれた家族や友人、先生方の有難さを深く実感するなど、大学受験は自分にとって大変貴重な経験となりました。

Q7.大学生活の様子

医学部ラグビー部に所属し、週4回の練習や筋トレに励み、充実した日々を過ごしています。1回生ながら西日本医学部生体育大会にスターティングメンバーとして出場し、トライを決めることができました。敗退してしまいましたが、素敵な先輩にも恵まれ優勝を目指して日々努力しています。同級生とはドライブやラーメン巡りを楽しむ一方、テスト期間中は図書館で教え合いながら勉強しています。また、1年生から病院実習に参加し、医師としての自覚を少しずつ育んでいます。

Q8.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

第1志望校に合格できなかったときは、悔しさでいっぱいでした。しかし、大阪医科薬科大学での新しい出会いや大学生活を通じて、この選択にも大きな意味があったと実感しています。大学受験において結果はもちろん重要ですが、それまでの努力や姿勢こそが自分を成長させる貴重な糧となります。皆さんも自分を信じて挑む気持ちを大切に懸命に頑張ってください。自分にとって最良の未来をつかめることを心より願っています。

Q9.駿台に通学した感想

講師

駿台の講師は、生徒の理解できていない部分を的確に把握し、適切な学習を提供してくれました。授業後の個別質問にも丁寧に答えてくださり、そのフィードバックが次の学習に繋がりました。

自習室

自習室は毎日必ず利用していました。周囲には同じ目標を持つ仲間が多く、その存在が刺激となり、高い集中力を保ちながら勉強に取り組むことができました。

模試

駿台の模試は圧倒的に受験者数が多く、全国で自分がどの位置にいるのか、また合格に向けて今の自分に何が足りていないのかを定期的に具体的に知ることができる点が非常に魅力的でした。

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