No.3305

千葉大学 医学部 医学科へ受験合格体験記

田中 海雄さん
大学・学部
千葉大学 医学部 医学科
学年(2023年度現在)
1年生
出身高校
県立浦和高校
出身地(都道府県)
長崎県
得意科目
数学・生物
苦手科目
英語
現役進学or浪人経験
浪人
駿台在籍時の校舎
市谷校舎
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

国立大学で学費が私立大の医学部よりも安い点、都心や実家がある大宮からそれほど離れていない点、千葉駅周辺の利便性や新しい綺麗な校舎に惹かれました。また、千葉大学は県内に関連病院を多く所有しており、恵まれた環境で臨床を学ぶことができると考えました。臨床だけでなく、千葉大学は研究にも力を入れていて、将来の選択肢の幅が広がると考えたことも志望した理由の1つです。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

私は最初、将来の選択肢の1つとしてしか医師になることを考えていませんでしたが、本格的に医師を志し始めたのは私が高校生の頃です。体育の授業で鎖骨を骨折し初めての全身麻酔の手術をすることになりました。とても不安でしたが、担当医の先生が丁寧に手術の説明をし不安を取り除いてくださったので、安心して手術に臨むことができました。この経験から私は医師になることを志しました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

剣道部に所属しており、ほぼ毎日練習がありました。この頃は受験に対する意識もほとんどなかったので、勉強は定期テストの直前に少し勉強する程度で成績も学年で下の方でした。

高2

高1と同じです。

高3・1学期

新型コロナウイルスの影響で学校が休校となり、一日中家で過ごしていました。受験が近付いてきていることは理解しつつも、友達と会えない寂しさや部活ができないやるせなさから、勉強に身が入らず家でずっとゴロゴロしていました。

高3・夏

勉強をしてこなかったせいで、基本的なところの理解ができていなかったため、教科書や初歩的な参考書・問題集を使って勉強を始めました。また、勉強する習慣というものも身に付いていなかったため、まずは机に向かって集中して勉強するという初歩的なことを意識しながら勉強していました。

高3・冬

ある程度のところまで基礎が固まってきて、共通テストレベルの問題なら解けるようになってきたので、センター試験の過去問や共通テストの予想問題集を使って共通テスト対策の勉強を始めました。地歴公民や古典の勉強を始めたのもこの頃です。

入試直前

共通テストが終わり、2次試験に向けて記述・論述の問題を中心に演習を始めました。基本的な問題は解けるようになっていたのですが、やや難ぐらいの難易度の問題をなかなか解ききれず悩んでいました。

入試本番

現役時は福島県立医科大を受験しました。試験に向けて勉強を頑張ってはいたのですが、入試で差がつくような問題を正解することができず、残念ながら不合格でした。他に私立大は受験せず、前期一本だったので浪人することが決まりました。

1浪の夏~秋

駿台の授業で学んだ本質的な理解というものを定着させるために、何度も復習しました。授業後は個別ブース型自習室を使って閉館時間まで勉強していました。何時間も集中して勉強するのはとても疲れるので、途中で散歩をしに外に出たり、フロンティアホールでおやつを食べたりして気分転換しながら、自分のペースで勉強していました。

1浪の冬

入試が迫ってきており、焦りを感じながら勉強していました。このままの成績で受かるのか?という不安に何度も押し潰されそうになりましたが、勉強しないと何も始まらないと思い、がむしゃらに勉強しました。共通テスト対策、受験校の対策、冬期講習が重なり、勉強の計画を立てるのが難しい時期でしたが優先順位を付けながら効率的に勉強することができたと感じています。

高卒時入試直前

私立大に複数校出願していたので、2月上旬の時点では自分なりに仕上がった状態にしていました。私立大の試験で解けなかった部分の復習をしたり、苦手分野・知識が抜け落ちていそうなところを中心に、2次試験に向けて最後の仕上げをしていました。

高卒時入試本番

入試本番は緊張するだろうなと思っていたのですが、意外と緊張することなく自分の実力を出し切ることができました。当日は何が起こってもいいように時間に余裕を持って会場に向かいました。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

週に1度は自分の好きなことをする時間を作っていました。僕はスイーツが好きなので、お昼過ぎにカフェに行ってパフェやケーキを食べていました。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

僕はiPadを使って勉強していました。iPadでの勉強は人によって合う合わないがあるので一概にオススメはできませんが、教材が詰まった重いリュックを持たずに家を出ることができたのはとても快適でした。

Q6.大学受験にまつわることで辛かったこと

国際医療福祉大の1次試験に落ちたときです。共通テストが終わってすぐの試験ということであまり対策ができなかった面はあるのですが、確実に合格しておきたいと思っていたので、不合格だったときはとても落ち込みました。

Q7.大学生活の様子

現在僕は大学1年生で本格的な医学の授業は始まっておらず、大学の授業で忙しかったり課題や試験に追われるということはほとんどないです。その空いた時間を使って部活やサークル・バイトなど、自分のやりたいことに充てています。僕も含めて1人暮らしをしている人が多いので、友達の家に遊びに行ってそのまま泊まることも多く、とても充実した生活を送っています。

Q8.駿台に通学した感想

50分授業

僕は集中力が長続きしない方で、駿台の50分授業は高校生の頃と同じように授業を受けられたので、僕にとても合っていて良かったです。

講師

優しくて明るい先生がほとんどなので、わからないことがあったときには気軽に質問することができ、僕自身何度も講師室に足を運んで質問させていただきました。

自習室

ほぼ毎日利用していました。僕は両隣の席と仕切られた個別ブース型自習室が好きで、放課後や休日は自習室にこもって勉強していました。周りの生徒も集中して勉強していて、とても良い刺激を受けながら勉強することができました。

職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)

勉強計画や模試の振り返りの相談をよくしていました。普段から生徒のことをよく見ていて、僕の性格に合った的確なアドバイスをしてくれました。積極的にコミュニケーションを取りにきてくれるので、自分から話に行くのが苦手な方でも気軽に仲良くなれると思います。

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