No.1450

東京大学 理科二類へ受験合格体験記

毛塚 咲絵さん
大学・学部
東京大学 理科二類
学年(2022年度現在)
2年生
出身高校
横浜翠嵐高校
出身地(都道府県)
神奈川県
得意科目
英語
苦手科目
数学
現役進学or浪人経験
現役
駿台在籍時の校舎
横浜校
目次

Q1.進学した大学を選んだ理由を教えてください

1、2年次に幅広い分野を学んだのちに進学する学部を選択できる制度に魅力を感じたからです。私は高校生のときに将来やりたいことや就きたい職業が決まっていなかったので、選択肢を狭めることなく大学で様々な分野について学びたいと思っていました。

Q2.進学した学部を選んだ理由を教えてください

理一か理二かで迷いましたが、理科が好きなので受験で選択しなかった生物についてより時間をかけて深く学べるカリキュラムになっている理二を選びました。

Q3.合格にたどり着くまでの学習状況・メンタル状況

高1

学校の授業を集中して聞き、英数国の復習に力を入れ基礎を固めていきました。入学後は周りのレベルの高さに圧倒され不安な気持ちもありましたが、自分のやるべきことを明確にして勉強するように意識しました。

高2

4月から駿台で苦手な数学を受講し始め、宿題や予復習を徹底し苦手克服に努めました。英数国の基礎固めを最優先に考えていたので、理系でしたが古文単語や文法の勉強にも力を入れていました。

高3・1学期

駿台で数IAIIB、数Ⅲ、物理を受講し理系科目を伸ばそうと勉強していました。高3になって数か月はコロナによる休校が続いていたため、モチベーションが保てず勉強が手につかないこともあり苦しい時期でした。

高3・夏

夏期講習では物理と化学、東大現代文を受講し、数学は1学期の復習を中心に取り組みました。化学特講のテキストは内容が本当に充実していて、夏から入試直前までずっとお世話になりました。第1回東大入試実戦模試はE判定でしたが、模試を受けたことでやるべきことが明確になったので不安になることはありませんでした。

高3・2学期

駿台で受講していた物理に力を入れて勉強していました。1学期のテキストを解き直したり、2学期から始まったテスト演習の問題を繰り返し解いていました。森下先生が授業で話されるポイントを意識して、教わったことを確実に理解しようと熱心に復習しました。

入試直前

共通テスト後本格的に過去問を解き始め、5~7年分解き丁寧に復習をしました。駿台の直前講習をたくさん受講したおかげで、復習すべき分野が見つかったりポイントを整理できたりしたので、直前期に何をすれば良いか分からず不安になることなどはありませんでした。

入試本番

今の自分で一番高い点数を取れるよう問題を見極めることに集中し、目の前の1問と向き合いました。どれくらい解けるのだろうとワクワクしながら楽しむ勢いで、リラックスして臨むことができました。

Q4.「これだけは毎日取り組んだ」「受験勉強中は絶対にこれはやらない」などのマイルール

睡眠時間を削ることは絶対にしませんでした。基本的に7時間寝るようにし、6時間未満にはならないよう気をつけていました。また、家に帰ったら1日の出来事や自分が今感じていることを家族に話していました。誰かに話すことで自分の気持ちを客観的に見つめることができ、メンタルの安定に繋がりました。

Q5.こだわり勉強法や勉強グッズ

私は英単語を覚えるのがとても苦手だったので、難しい単語を覚えるよりも頻出単語を完璧にしようと思い、夜寝る前に単語帳のある範囲を声に出して読みながら全力で覚えて、翌朝登校中にその範囲をどれだけ覚えているか確認するという方法を繰り返しました。高校の先生に勧められたやり方なのですが、ダラダラ時間をかけて単語帳を見るよりもはるかに頭に入りました。

Q6.大学生活の様子

入学して一番驚いたのは、勉強だけをひたすらやってきた人はほとんどいないということです。私の周りはみんな当たり前に部活も学校行事も頑張ってきた人たちで、大学でもやりたいことに全力で取り組む人たちでした。そんな中で勉強にも手を抜かず努力している人がたくさんいて、尊敬できる人ばかりの環境で過ごせることが本当に幸せです。また、私が所属しているお笑いサークルでは先輩後輩だけでなく、他の大学の人とも知り合えるので輪が広がってとても楽しいです。

Q7.これから大学受験に臨む方へのメッセージ

私が大学受験を経験して、合格を勝ち取るために一番大切だと感じたことは、基礎を徹底することと何事もポジティブに捉えることです。難関大であればあるほど基本的な部分をしっかりと理解できているかが重要になってくると感じましたし、難しい問題が解けるようになるよりも、当たり前に解けるべき問題を確実に解けるようになる方が合格に近づくと思います。そして思うような成績が取れなかったとしても、自分に足りない部分を明確にした上で常に前向きに努力することがとても大事です。入試本番で自分を一番支えられるのはそれまで頑張った自分自身なので、未来の自分の背中を押せるように今できることを積み重ねていってください!

Q8.駿台に通学した感想

自習室

駿台の自習室には開放型と個別ブース型の2種類があり、気分で使い分けることができるのもとても魅力的でした。私は入試本番を意識して開放型の自習室で勉強することが多かったのですが、周りに頑張っている人がたくさんいるのでモチベーションを高く保つことができ、綺麗な教室で快適に勉強できるので集中力も上がり、最高の環境でした。

職員スタッフ(クラス担任、進路アドバイザー、クラスリーダー)

クラスリーダーの方々には大変お世話になりました。季節講習や直前講習でどの講座を取るべきかや授業の復習の仕方、勉強の計画などについてをクラスリーダーによく相談をさせていただいたのですが、大学受験の経験を踏まえて毎回的確なアドバイスをくださったのでやる気にも繋がりましたし、悩みを相談するといつも励ましてくださり安心感を得ることもでき、学習面でもメンタル面でも支えていただきました。

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