「承認」のコツ②-傾聴とは何か-

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執筆:八尾直輝

「勉強のやり方」を教える塾プラスティー・塾長

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承認の心で話を聞く

前回の記事で書いたように、「聴ける状態」になってもらうために、まずは「承認」することから始める必要があります。
それでは具体的に、何に気を付ければいいのでしょうか。そのために重要になるのが「傾聴」です。

「傾聴」とは相手の話を承認の心構えで聴くことです。
まずは次の3点を意識してください。

傾聴のチェックリスト

  1. 相手が話したい話題を話してもらう

まずは自分の聞きたい話ではなく、相手の話したいことを聞きましょう。自分が伝えたい内容とは異なる話題でも、承認のためにまず聞くことが大切です。

  1. 相手の話を引き出す

適切なあいづちと質問で、相手の話をさらに引き出しましょう。こちらから何か言いたくなったときは、1回先に相手に質問するようにし、最後まで相手の話を引き出すことを意識します。

  1. 最後まで話を聞く

話は必ず最後まで聞きましょう。相づちや短いコメントは相手の話を引き出す上で効果的ですが、途中で話を遮るのはNGです。

著者プロフィール

八尾直輝の写真 八尾直輝 株式会社プラスティー教育研究所

「勉強のやり方」を教える塾プラスティー・塾長。 「できない」を「できる」に変換する独自の学習法と習慣形成の支援を行う「学習コーチ」というサービスを開発・提供。 共著には『ゲーミフィケーション勉強法』『小学生から自学力がつく』があり、雑誌『螢雪時代』への寄稿や、講演会の開催、学校・予備校・教育サービス開発に広く携わっている。

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